資産形成のためには家計簿をつけて支出管理をすることが重要だとして、具体的にあなたがどうやればいいのかわかりますか?

今回は無料の家計簿アプリを使って簡単に自動的に家計簿が作れる仕組みをご説明します。

本記事では例示として具体的な金融機関名を挙げていますが、同等の金融機関であればお好きなものを使っていただいても構いません。

支出管理は4つ以内の口座にまとめる

まず、家計簿アプリはマネーフォワードMEの無料版を使ってください。私ももう7年近くこの家計簿アプリを使っていますが、とても使いやすいです。おそらくこれが最大手の家計簿アプリだとお思いますので、これを使ってください。スマホにアプリをダウンロードすれば使えます。

ここで注意しないといけないのは、マネーフォワードMEに連携できる金融機関の数は4つまでだという点です。家計簿アプリにクレカや銀行のような金融機関を連携させることで、クレカでの使用明細、銀行の口座引き落としが自動的に家計簿としてまとまって見えるのですが、この連携金融口座の数に制限があることに注意が必要です。

マネーフォワードMEの有料版を使えば制限なく連携できるのですが、使用する口座数を多くしたところで特にあなたにメリットはありません。私も4つ以内で運用していますが、全く支障はありませんのであなたも4つ以内の金融機関で支出を管理しましょう。

使うべき金融機関

マネーフォワードMEを使って自動的に家計簿を作る場合に使うべき金融機関は以下の4つです。

  • クレカ:楽天カードVISA と JCB カードW
  • ネット銀行:住信SBIネット銀行
  • メガバンク:三菱UFJ銀行

この4つを使いましょう。

日常生活ではネット銀行だけでもいいのですが、家賃の引き落としなどでネット銀行が対応していないケースもまだありますので、メガバンクの口座は一つは持っておきましょう。三菱UFJ銀行でなくても三井住友銀行でもいいのですが、どちらかにしましょう。ネット銀行はどう考えても住信SBIネット銀行が最強なのでこれ一択です。

クレカはJCBだけだと使えない場合があるので、VISAとJCBの2枚持ちがおすすめです。あなたが39歳以下であればJCB カードWを作れますので、ぜひ作るのをお勧めします。なお、あなたがイオンのヘビーユーザーであればイオンカードを作る方がお得ですので、JCB カードWの代わりにイオンカードのJCBかMasterを作ってください。

ポイントに踊らされない

使う金融機関を4つに絞ったらあとはもうそれ以外の金融機関は見向きもしなくていいです。短期的にはポイントを大量にもらえるキャンペーンがあるかもしれませんが、それは新規顧客獲得のためのキャンペーンであって永続的に大きなポイントがもらえるわけではありません。

そういうキャンペーンに踊らされるのははっきりいって脳の思考力の無駄な使い方です。

家計簿はスマホで毎日でチェックする

家計簿はスマホのマネーフォワードMEアプリで簡単にチェックできますので、毎日自分が何にどれくらい使ったのかをチェックしましょう。最初の3ヶ月は支出行動を変える必要はないのですが、家計簿を見ることを習慣づけるといいです。

数字というのは面白いもので、自分が認識すれば大部分コントロールできます。

人生にはコントロールできない数字もありますが、家計簿の数字は自分でコントロールできるタイプの数字ですので、家計簿を見て認識しましょう。

まとめ

この記事では、家計簿アプリ「マネーフォワードME」を使い、4つの金融機関(楽天カードVISA、JCBカードW、住信SBIネット銀行、三菱UFJ銀行)を活用して効果的な支出管理を行う方法を紹介しました。まずは、普段の生活を続けながら毎日家計簿をチェックすることで、自分の支出状況を把握しましょう。短期的なポイントキャンペーンに惑わされず、長期的な資産形成を目指して賢いお金管理を始めましょう。

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